コルトレーン最後の録音盤

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ジョン・コルトレーン最後の録音盤(らしい)
完全フリー、怒涛のような演奏
録音はヒドイが圧倒的な力で迫ってくるものがある

コルトレーンの演奏からはなぜか「ジャズ」というものを感じない
どちらかといえば、ロックのような疾走感と
瞑想時のような静謐感を同時に感じたりもする
ただ、このアルバムはひたすらに「熱い」
ドラムのラシッド・アリがよくもまあ、というぐらい叩きまくる
コルトレーンは尊敬するラヴィシャンカールに
「君の音楽には安らぎがない」と批判されたというが
彼が“音”に込めたものはなんだったのか
それを考えさせられずにはいられないアルバムである


CHET BAKER IN  NEWYORK

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突然であるが、よくジャズを聴く
先日、聴いてよかったのはこれ
このチェットベイカーという人は甘いマスクの白人トランペッターで
ずいぶん人気があったようであるが
いままであまりいいとは思っていなかった

ところがこのところとてもよく感じている
軽くもなく、重くもなく、それでいて浅くもない
有名な盤(アルバム)はほかにたくさんあるが、
たまたま手に取ったこれがなかなかいい
メンバーを見ると、
テナーがジョニーグリフィン
ピアノがアルヘイグ
ベースがポールチェンバースで
ドラムがフィリージョージョーンズだ

エストコースト派だと思い込んでいたベーカーが
バリバリのイーストコーストの連中とやっているではないか
ああ、だから IN NEWYORK なのか

ブログはじめます

唐突であるが、ブログをはじめてみようと思う。

はじめてみよう、と書いたが、正確にはいままでずっと書いてきた。
前職で10年ほど、そして昨年の1年間は友人と一緒に。
もちろん、毎日、更新してたわけではないけれど、
なんだかんだと1週間に一度くらいのペースで更新していたのではないだろうか。

ところが、この3月で友人がブログを閉じると言ってきた。
まあ、友人が始めたブログであり、彼が管理していたので、
こちらからはなにも言うことはなかったのだが、
いざやめてみると、なんだかポカリと穴が開いたような感じもする。
書いていたときには1週間に一度の更新も、なかなか大変なもんだなあと
感じたりしていたけれど、自分の思いを書き出すことで、
ある意味、発散にもなっていたのかもしれない。

そんなことを感じていたとき、ふと、じゃあ一人で書けばいいじゃん、と思いついた。書く内容はいままでのように仕事のことを中心にしたものでなくても構わない。
好きな音楽(ジャズ)、本、世の中のことについても自由に書ける。
わたしの唯一のSNSであるフェイスブックはほぼ仮死状態であるので、
このブログが遠方の知人への近況報告にでもなればいい。
というわけで、まあいつまで続くかわからないが、はじめてみる次第である。